|
|
|
|
|
▼ 今回、両備グループの密着取材の支援をして頂いたのは、広報部長の山木慶子(やまきよしこ)さんで、会陽当日午後5時ころ両備西大寺バスターミナルで会陽奉賛会写真係の腕章を借り受け、両備グループの日程を伺った。 |
|
|
|
|
|
|
|
両備グループ会陽裸群控室/西大寺バスセンター 19:47
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 午後7時半に会陽冬花火が終わったあと、バスセンターに行くと、駐車場の一角にある大きなバス整備工場にブルーシートを巡らした巨大な支度部屋の中で、職員たちが会陽褌を締め始めていたので、ここから密着取材が始まった。 |
|
|
|
|
|
|
|
広い工場内で褌を締める |
両備 |
グループの職員たち 19:55 |
|
|
拡大写真(1400X1100)309KB |
|
|
|
さいだいじ えようふんどし さんじっしゃく |
Saidaiji temple, the Eyo loincloth ten meters long. |
|
|
晒布の一端を肩に担いで |
後立褌 |
をきつく締め上げる |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲▼ 西大寺会陽のまわし・会陽褌は、1反10mの白晒し木綿を使うのが一般的である。これを前垂れ式六尺褌のように締め込むのだが、長いので腹巻を兼ねる横褌(よこみつ)を何重にも巻き締め、最後は後立褌(うしろたてみつ)にヒッチをかけて締め上げ、Tバック状にして結ぶ。力がいるので、写真上のように褌の一端を肩にかけて、背負い投げのようにギュウギュウ締め上げるので、締められる方はかなり応えるらしい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1800X1400)460KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 創立100周年を迎えた両備グループは、過去最高の400人が裸になった。普通は60〜80人程度、祝主となったときでも200人ほどだったので、今年の熱の入れようは尋常ではない。全員、支度部屋で着替えることはできないので、自宅で着替えてバスで乗り込むグループもあり、石油ストーブで暖房された支度部屋は、最後は巨大な荷物置場となった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1400X1250)280KB |
|
|
|
|
いざ出発! 20:37 |
|
|
|
|
|
|
|
▲▼ 午後8時半過ぎ、両備グループの裸たちは、5人が横一列になって単縦陣をつくり、いくつかのグループに陣容を整え、垂幕を先頭に出発し、西大寺バスターミナルに向かった。 |
|
|
|
|
|
|
|
西大寺バスターミナルに向かう 20:38 |
|
|
|
|
|
|
|
▲ 写真上の紅白幕の向こうに見える二階の建物が祝主による福受式典(ふくうけしきてん)が行われる会場である。 |
|
|
|
|
|
|
|
西大寺バスターミナルに入る |
|
拡大写真(1800X1050)334KB |
|
|
西大寺バスターミナルで気勢を上げる |
|
拡大写真(1800X1350)452KB |
|
|
続々とバスターミナルに集結 |
|
拡大写真(2000X1400)589KB |
|
|
盛り上がる裸の集団 |
|
拡大写真(1800X1300)475KB |
|
|
西大寺バスターミナルの階段を駆け上がる |
|
|
|
|
|
拡大写真(1800X1200)355KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 両備西大寺バスターミナルの二階が御福頂戴(ごふくちょうだい)の福受(ふくうけ)式典の会場に設定されているので、各グループは階段を駆け上がって二階を一周した後、幹部らが見送るなか、400人という大集団が次々と西大寺観音院の裸の入口・仁王門を目指して出発した。 |
|
|
|
|
|
|
|
両備 |
グループ400人の先頭集団の出陣!/西大寺バスターミナル 20:39 |
|
|
拡大写真(2000X1500)673KB |
|
|
|
いざゆかん かんのんえよう ふくとりに |
Let's go to the Kannon Eyo Festival, for taking good luck. |
|
|
|
|
拡大写真(1800X1350)526KB |
|
|
|
|
|
|
|
▼ 両備グループの先頭集団は、福男たちが福受会場に向かうコースを逆走するかたちで、外気温6.1℃のなか、駆け足によるスクラム行進を行い、寒さを追い払うかのように、「わっしょい!わっしょい!」の地押(じおし)の掛け声が商店街に響き渡った。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
はつはるや そこのけそこのけ はだかがとおる |
Early spring, keep out keep out the nakeds going. |
|
|
|
|
拡大写真(1600X1100)325KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲▼ 仁王門に着くと、次々に裸たちが押し寄せてラッシュ状態になっており、両備グループは鉢巻を外し、垂幕をたたんで順番を待った。これから先は、先導係が誘導するので、祝主であっても勝手な行動は許されない。 |
|
|
|
|
|
|
|
岡山県警がものものしく入口を固める仁王門 20:56
|
|
拡大写真(2000X1500)449KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 仁王門の入口では、大勢の警察官が両側を固め、ものものしい警備に付いていた。これでは入れ墨をした暴力団グループが入り込む余地はなく、事実、この日会陽に参加した9500人の裸の中に入れ墨をした人は一人も見当たらず、官民一体となって会陽の秩序が保たれていることに感服した。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600X1300)396KB |
|
|