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▼ 宝木(しんぎ)投下1時間前の午後9時ころ、両備グループ400人の裸の第一陣は、案内係の誘導で仁王門から境内に繰り込み、定められた順路に沿って本格的な地押(じおし)が始まった。 |
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両備 |
グループ400人の裸の第一陣が鉢巻を外して仁王門を通過 20:58 |
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拡大写真(2000X1600)537KB |
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拡大写真(2000X1500)754KB |
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▼ 午後8時以降は、裸とその関係者以外は境内に入れず、観客は、南と西に設けられた観覧席から成り行きを見守っていた。企業裸たちが列を成して次々に繰り込んでくるので、境内はラッシュ状態となっており、石門をくぐって垢離を取るのは比較的簡単だったが、そのあとは、写真下のように牛玉所権現まで珠数繋ぎの状態で、なかなか前に進めなかった。 |
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本堂大床 |
より石門を臨む 20:01 |
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拡大写真(2400X1800)676KB |
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▼ 垢離を取った後は、本堂大床での参拝のはずだが、既に大勢の裸たちが午後10時の宝木投下に備えて場所取りをして動かないので、案内係は最初から本堂へは誘導せず、直接牛玉所権現に続く列に誘導した。 |
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拡大写真(2000X1200)425KB |
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拡大写真(2000X1500)473KB |
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次々と |
牛玉所権現 |
に繰り込む裸たち |
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拡大写真(2000X1500)570KB |
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びゃっこんの じおしとどめく えようかな |
Eyo Festival, shout of rounds resounding around. |
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拡大写真(1800X1350)390KB |
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消防団員の前を |
牛玉所権現 |
に向かう裸たち 21:03 |
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拡大写真(1800X1350)347KB |
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両備先頭 |
牛玉所権現 |
に繰り込む 21:05 |
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拡大写真(1700X1700)417KB |
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▼ 第一陣の先頭中央で率先垂範しながら陣頭指揮に当たっている人が小嶋光信・両備グループ代表の次男で、次代を担う松田敏之・両備ホールディングス(株)常務取締役である。西大寺から生まれた両備グループ100周年の節目に、双宝木(もろしんぎ)と呼ばれる2本の宝木の祝主として、400人の裸を率いて西大寺会陽に参加しており、企業裸(きぎょうはだか)のトップとして、とても頼もしく見えた。 |
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両備第一陣 |
牛玉所権現 |
を参拝 21:06 |
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拡大写真(1800X1350)417KB |
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拡大写真(1800X1350)392KB |
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警察官の固める |
四本柱 |
を通過 21:07 |
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拡大写真(1700X1360)291KB |
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わっしょいの よぞらにひびく えようかな |
Eyo Festival, cries of 'Wasshoi' sounding to the night sky. |
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拡大写真(1800X1300)390KB |
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▲▼ 「西大寺はだか祭」と書かれた半纏を着た先導係は、2巡目も本堂には誘導せず、牛玉所権現に向かったが、ラッシュのため、牛玉所権現もパスするというありさま。不満だが、勝手な行動が取れないので、従わざるをえなかった。 |
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本堂北の |
庫裡 |
への空中廊下を通過 21:10 |
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▲▼ 結局、両備グループは境内を2巡したあと、個別に本堂大床に上がり、流れ解散となった。大床に上がっても場所取りの裸で満杯なので、御福窓の下で参拝することは不可能な状態で、林グループが宝木投下3時間前の午後7時に入った理由が分かった。筆者は、両備グループの密着取材をここで打ち切り、以後、境内を巡回して、地押の状況を撮影した。 |
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拡大写真(1800X1350)570KB |
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ふんどしの かけぬけてゆく かんのこり |
Midwinter ablutions, men of loincloths running through the pool. |
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宝木 |
投下30分前の西大寺観音院 21:30 |
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拡大写真(2400X1700)586KB |
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▲▼ 境内で撮影を続けていると、中井さんに遭遇したので、以後行動を共にし、警察・消防の救護班が待機する後方の石門(せきもん)の一段上がったところに撮影位置を定めた。そこから撮ったパノラマ写真が写真下である。 |
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次々と |
地押 |
に繰り込む |
企業裸 |
たち 21:33 |
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パノラマ写真(3100X1400)614KB |
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▲▼ 宝木(しんぎ)投下30分前になっても、まだ仁王門から繰り込んで垢離取場に向かう企業裸たちが見られた。石門に立つ筆者の前を濡れ鼠状態になった裸たちが次々に通り過ぎてゆく。20年も会陽を撮り続けている中井さんのお陰で、素晴らしい撮影位置を確保することが出来たが、最良のポジションは、三重塔の二階だという。特別な許可を取らないと上がれない場所である。 |
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垢離 |
を取った後 |
牛玉所権現 |
に向かう裸たち 21:35 |
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拡大写真(1800X1350)409KB |
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▼ 本堂大床を見ると、湯気が上がっているのが分かる。裸と裸の接触で火傷(やけど)しないよう、御福窓から清水方(せいすいかた)が柄杓(ひしゃく)で力水を撒いているのである。裸たちは、早い段階から手を上げて本押(ほんおし)を初めているので、いつから100束の串牛玉(くしごおう)が投下され始めたのか分からなかったが、5分前には、その争奪戦で熱気を帯びていた。 |
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拡大写真(2000X1500)546KB |
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串牛玉 |
の奪い合い / 撮影:2005年2月19日 |
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拡大写真(1200x600)111KB |
撮影:ちばあきお |
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