|
|
|
|
▼ 1月28日(土)午後7時前、全員揃ったため、「裸参り」担当役員・小原和也さんの司会で、開会式が始まった。 |
|
|
|
|
|
|
|
「裸参り」担当役員・ |
小原和也 |
さんの司会で開会式開始 / 五大堂公民館 2012.01.28 18:54 |
|
|
拡大写真(2000X1400)461KB |
|
|
|
|
|
|
▼
最初に、五大尊蘇民祭振興会の高橋勝哉(たかはし かつや)会長の挨拶があった。今回の取材については、光勝寺・佐藤住職と高橋会長に電話して密着取材の許可をいただき、事後、手紙でWa☆Daフォトギャラリーのことや、保存版CDの提供などをお伝えしてご了解を賜った。 |
|
|
佐藤住職からは、前夜祭で行われる全裸禊の撮影や、護摩法要も内陣に立ち入らなければフラッシュ撮影もかまわないという極めて好意的なお言葉を頂いた。 |
|
|
|
|
|
|
|
五大尊蘇民祭振興会 |
高橋勝哉 |
会長の挨拶 18:58 |
|
|
拡大写真(1600X1600)328KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 高橋会長には、「以前、参加されたことのある新尺俊勝さんから五大尊の「裸参り」は素晴らしいが、蘇民袋争奪戦では、部外参加者は最後まで褌一丁なのに、地元参加者はズボンを履いてしまうと聞いているので、本来の姿でお願いしたい」とお伝えしたところ、「争奪戦も全員褌一丁を徹底させましょう」と即答された。判断の速さと、実際にそのとおりになった指導力に感服した。 |
|
|
|
|
|
|
|
高橋会長の挨拶を正座して聞く参加者たち 18:59
|
|
拡大写真(2400X1800)705KB |
|
|
|
|
|
|
▲
開会式では、参加者全員が正座していた。全国の裸祭に参加しているベテランもいる一方で、若い人の姿も目につくが、興味本位で参加している人は見受けられず、礼儀正しい方ばかりだったので、素晴らしい祭になる予感を受け、嬉しく思った。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1200)384KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1500)462KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 開会式が終わると、参加者たちは全裸となり、舞台の右横の出入口から紅白幕の張られた禊場で、注連縄(しめなわ)の張られた水桶から手桶で水を汲み、-5℃の外気の中で冷水をかぶって禊を行った。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1375)353KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 五大尊の禊作法は、最初に手足に水を掛け、身体を水の冷たさに馴らしたあと、肩に水を掛ける。頭から水をかぶらないようにとのことだった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲▼ 参加者たちは、事前に小原役員から禊作法の説明を受けているので、初めての人でも迷うことなく、立派な禊を見せてくれた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1800X1730)385KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1800X1550)308KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1400)357KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 行者(ぎょうじゃ)たちは、全裸禊を終えた後、窓際に立って褌を締め始めた。経験者は自分で締めていたが、初めての人は、無理をせず、役員に頼んで締めてもらっていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
参加者たちの褌を締める伊藤忠志さん(蘇民袋争奪戦担当役員)
|
|
|
|
|
|
|
|
▼
褌ロールにしてあるので、白晒褌を一人で締めることもできるが、緩みなく綺麗に締めるには、経験者でも役員に締めてもらう方が良い。自分ではきつく締められず、また、後が見えないので、どうしても雑にな
り、すぐに緩褌(ゆるふん)になってしまうことが多い。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2400X1500)447KB |
|
|
|
|
|
|
▼
白晒褌の上に注連縄(しめなわ)を締める。うしろで結ぶ方式なので、初心者は役員に締めてもらっていた。胡四王神社蘇民祭では「まわし」と呼んでいたが、同じものである。 |
|
|
|
|
|
|
|
白晒褌の上に |
注連縄 |
を締める 19:14 |
|
|
拡大写真(1600X1800)404KB |
|
|
|
|
|
|
▼ 続いて、御守と一ノ鳥居から五大堂まで口にする噛符(かみふ)を褌に仕舞い、鉢巻は、光勝寺の文字が後から見えるように、前結びに締める(向う鉢巻)。 |
|
|
|
|
|
|
|
噛符 |
と御守を褌にしまい、向う |
鉢巻 |
を締める |
|
|
拡大写真(2000X1400)311KB |
|
|
|
|
|
|
▼
古参者たちが並んで身支度をしていた。向かって左手の人が昨年の取主(とりぬし)の菊池春雄さん(59歳)。白晒褌を短い前垂式に締めているのに対して、右側の阿部政雄さん(63歳)は前袋式に締めている。どちらでも良いということなのだろう。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
昨年の取主・菊池春雄さん |
翌日副審判長をつとめた阿部政雄さん |
|
拡大写真(2000X1750)296KB |
|
|
|
|
|
|
▼ 白晒褌をきつく締めると、屈(かが)めなくなるので、先に足袋(たび)や草鞋(わらじ)を履いてから褌を締めるのが順序となっている。しかし、五大尊では、さほどきつく締めないようで、褌を締めた後に足袋と草鞋を履いていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
白 |
足袋 |
の上に |
草鞋 |
を履く 19:15く |
|
|
拡大写真(2000X1500)3513KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2400X1700)519KB |
|
|
|
|
拡大写真(2400X2230)506KB |
|
|
|
|
拡大写真(2400X2350)554KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1500)417KB |
|
|
|
|
拡大写真(2000X1500)419KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 「裸参り」の身支度が整った頃、光勝寺本堂の燈明(とうみょう)が届いた。さっそく、伊藤さんが火を蝋燭(ろうそく)に移し、手分けして行燈(あんどん)に火を入れていった。 |
|
|
|
|
|
|
|
燈明を蝋燭に移し、 |
行燈 |
に分配してゆく伊藤さん |
|
|
拡大写真(2000X1500)316KB |
|
|
燈明の火を |
行燈 |
にいただく小原司さん(57歳) 19:28 |
|
|
拡大写真(2000X1500)323KB |
|
|
|
|
拡大写真(1800X1700)342KB |
|
|
|
しちふくや おみきぞうふに かんもうで |
The Seven Gods of Good Fortune, Midwinter pilgrims
gulping down the sacred sake. |
|
|
|
|
拡大写真(1800X1450)326KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 行燈(あんどん)を手にした行者たちは、七福神の御神酒を飲み干したあと、禊場から外に飛び出していった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1500)283KB |
|
|