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▼ 褌一丁の行者たち23人は、土足のまま五大堂に上がり、正座した。お堂では佐藤英進副住職(佐藤住職の長男)が行者たちが全員そろったことを確認し、まもなく、読経が始まった。 |
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五大尊に「裸参り」する23人の行者たち / 五大堂 2012.01.28 19:50
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▲▼ 五大堂の祭壇には、恵比須大黒の彫像と七福神の御神酒が置かれていた。読経が終わると、佐藤副住職は、参拝人の願文をひとつづつ読み上げた。 |
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▲▼ 裸の行者たちは、噛符(かみふ)をくわえ、頭(こうべ)を垂れたまま、五大尊に参拝した。堂内には、石油ストーブが1つと行燈(あんどん)の火以外に熱源はなく、入口に近い人は、零下の寒気に晒されており、中には震えが来ている人もいて、厳しい寒行だった。 |
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五大堂 |
を退出する |
褌男 |
たち 19:55 |
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▲▼ 五大堂での「裸参り」は5分ほど。短いようで長く感じられた。裸男たち一行は、噛符(かみふ)を褌にしまい、右手を突き上げながら「ジャッソー ジャッソー」を唱えつつ下山し、光勝寺本堂に向かった。 |
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噛符 |
を褌にしまい、気合いを入れて隊列を率いる菊池春雄さん 19:55 |
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右手を突き上げ「ジャッソー ジャッソー」を唱える小原和也さん
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僧侶たちによる御祓いを受ける褌衆 / 光勝寺 19:59
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撮影:及川寿郎 |
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ひょうてんか ふんどししゅうの あかはだか |
Freezing temperatures, red skins of pilgrims wearing
funoshi loincloth. |
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▲▼
褌の行者たちは、光勝寺本堂に着くと、玄関の前に整列し、僧侶たちから大麻(おおぬさ)や錫杖(しゃくじょう)などで御祓いを受けて、「裸参り」を終えた。 |
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大麻 |
や |
錫杖 |
で御祓いする僧侶たち |
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本堂に向かって右側の前庭にドラム缶半分の薪ストーブが焚かれ、注連縄(しめなわ)で囲まれていた。行者たちは、御守と噛符(かみふ)と共に行燈(あんどん)の紙を剥(は)がして火の中に入れ、炊き上げた。 |
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消防団員たちの松明(たいまつ)も同時に炊きあげられた。去年までは、褌の上に締めていた注連縄(しめなわ)もここで炊きあげていたが、今年から返納することになった。 |
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行燈の紙をはがして炊きあげる / 光勝寺 20:00
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光勝寺の山門前に七福神の御神酒が準備されており、行者たちは、ぐい飲みで飲み干した後、山門をくぐり、下山して暗闇の道路を五大堂公民館に向けて引き揚げていった。 |
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七福神を飲んで身体を温める菊池春雄さん 20:00
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