見付天神裸祭'１６（鬼乱舞）【和田フォト】

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和田義男


	▼ 最初に見付天神に到着したのは、西区梯団。万燈グループが一周して所定の位置に着くと、中山正典梯団長が見付天神の扁額を背に、提灯で大きく輪を描き、堂入りの合図を送った。

堂入り【壱】　～提灯で○を描いて「堂入り」の合図を送る中山正典梯団長 / 玄社（幸町）～　2016.09.10 22:54:15

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	▼ 拝殿前の石段を上がったところで待機していた西区の裸っぽたちは、まず、境松（月松社・中央町）が我先に拝殿を目指して駆け込んできた。これが堂入りで、最初の勇壮なシーンである。写真下は、一番乗りの二人をとらえたもの。

堂入り【弐】　～月松社一番乗りの二人～　22:54:34

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堂入り【参】　～堂入り一番乗りの西区月松社（アニメーション）～　22:55

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	▲▼ 西区の梯団長は、祭組毎に提灯をまわして堂入りの合図を送り、それを確認してから次の祭組が堂入りする。西中区・東中区・東区が一斉堂入りするのに対して西区は祭組単位の堂入りのため、堂内の鬼踊りと堂入りの勇姿を交互に激写することができた。

堂入り【四】　～西区元喬車の堂入り～　22:58:08

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堂入り【四】　～気合いの元喬車～　23:00:05

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堂入り【五】　～西区龍陣の堂入り～　23:00:37

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堂入り【六】　～広い堂内の鬼踊り～　23:01:29

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堂入り【七】　～根元車の提灯を持つ西区根元社～　23:01:44

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堂入り【八】　～西区一番觸の登場～　23:03:03

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堂入り【九】　～觸鈴を両手に持って入場～　23:03:04

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	▲▼ ここまでは、拝殿の入口で撮影したものだが、西区の堂入りが終わったので、弊殿に移動し、保存会専用の脚立の上から激写したのが、以下の写真。西区だけの鬼踊りが23:20頃まで続いた。堂入りでは最初に入場す西区が一番長く鬼踊りを続けられる。

堂入り【拾】　～噴霧の中で盛り上がる裸たち～　23:04:30

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	▲▼ 天井のスプリンクラーから撒水（さんすい）が開始されると、拝殿の中は徐々に汗と熱気が広がり、やがて堂内を広く包んでむせ返るほどになる。褌腰蓑姿の裸っぽたちが押し合いへし合い、「オイッショ、オイッショ！」という精力的な掛け声と地団駄（じだんだ）を踏む床音が次第に激しくなり、拝殿は喧噪に満たされて行く。

堂入り【拾壱】　～西区だけの鬼踊り～　23:07:30

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	▲▼ この晴れ舞台のために用意された神聖な觸鈴（ふれすず）は、たったひとつしか持ち込めない。觸鈴を持つことのできる資格者は、リストバンドをしている人だけ。次々に觸鈴がリレーされ、打ち鳴らされるが、騒音に打ち消されて、全く聞こえない。

堂入り【拾弐】　～觸鈴を左手に持ち替える～　23:07:45

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堂入り【拾参】　23:11:25

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長き夜や老いも若きも鬼踊　北舟

ながきよや　おいもわかきも　おにおどり

A long autumnal night, Ogre Dance young and old.

堂入り【拾四】　23:17:00

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堂入り【拾五】　～西中区の山車（万燈）が到着～　23:20:00

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	▲▼ 西中区の堂入り予定は23:20。今年は到着が少し遅れてしまった。見付天神の扁額の前に立った堀内勝保邸団長（二番觸）が提灯の合図を送ると、西中区の裸っぽたちが一斉に石段を駆け上がり、拝殿を目指した。

堂入り【拾六】　～提灯で○を描いて「堂入り」の合図を送る西中区・堀内勝保梯団長 / 二番觸（二番町）～　23:21:05

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堂入り【拾七】　～堂内に向けて走り込む西中区舞車の裸たち～

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	▼ 23:20過ぎに西中区の堂入りが行われたので、青鈴が下げられ、二番觸が保有する赤の觸鈴があらわれた。堂内は西区と西中区の両梯団の裸っぽで満たされ、鬼踊りは益々加熱していった。

堂入り【拾八】　～西中区の祭組が加わった堂内～　23:24:52

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堂入り【拾九】　～觸鈴が二番觸の赤鈴に変わった堂内～　23:27:50

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	▼ 東中区の堂入り予定は23:30。こちらも到着が若干遅れ、ヤキモキして待っていると、間もなく見付天神最大の大集団が現れ、いつものように拝殿前の石段に立った東中区・片山千代三梯団長の提灯が円を描くと、東中区の裸っぽたちが一斉に階段を駆け上がり、延々と堂入りが続いた。

堂入り【拾九】　～東中区の堂入りを指示する片山千代三梯団長　23:32:17

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堂入り【弐拾】　～拝殿を目指して石段を駆け上がる東中区の大集団～　23:32:42

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	▼ 再び幣殿に駆け戻り、脚立の上から鬼踊りを激写する。東中区の裸っぽたちが堂入りすると、拝殿は身動きが取れないほどのラッシュ状態となった。

堂入り【弐拾壱】　～裸っぽたちで満杯となった拝殿～　23:35:49

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堂入り【弐拾弐】　～腰蓑外れた！～　23:36:55

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堂入り【弐拾参】　～赤鈴を奪い合う～　23:41:12

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堂入り【弐拾四】　～觸鈴を交互に打ち鳴らす～　23:44:30

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	▲▼ 鬼踊りもあっという間に時が過ぎ、幣殿での神事に備えて、輿番・権現が拝殿から幣殿に上がってきた。神輿の出発時刻が近づいて来たのである。