|
|
|
|
10月27日(土)に「見付天神裸祭'12」を発表して以来、丸一月が経ってしまったが、本日、ここに本年第23作、感動写真集同人小池淳二さんの第9作「イタリア夏の旅」が完成し、8頁238枚の感動巨編が生まれた。途中で日帰り旅行があったり、プリントできるスライドショーCDの制作など、なかなか編集に専念できず、小池さん
始め読者の皆様には、随分お待たせしたことをお詫びしたい。 |
|
|
しかし、10日間に及ぶ大旅行であり、北イタリアの主要な観光スポットを殆ど廻られているのでとても見応えがあり、画像を1枚1枚ブラッシュアップしただけでなく、解説や音楽にも時間を割いて編集したので、素晴らしい作品に仕上がったものと自負している。 |
小池さんの解説文と「地球の歩き方イタリア'12-'13」を手元に置き、internetを駆使して撮影場所を特定し、エピソードを交えながら解説したので、私同様、読者も小池さんとともに北イタリアを旅 |
|
|
したような気持ちになっていただいたのではないだろうか。これだけ素晴らしい画像を全て無償でご提供頂いた小池さんの御好意に、まずは心よりお礼申し上げたい。 |
|
来年喜寿(77歳)を迎えられるお元気な小池さんご夫妻のお陰で、初めてドロミテというイタリアで唯一の世界自然遺産があることを知り、その醍醐味をたっぷりと味わうことができた。しかし、前述の「地球の歩き方」には、ドロミテの解説はたった1頁しかなく、全く役にたたないばかりか、モンテ・チェルビーノの景勝地「ブルー湖」やモンテ・ビアンコへの出発地点「ラ・パリュ」が掲載されていないなど、かなりの不備があり、海外旅行のバイブルだとは言い難い状況にあることが分かった。 |
そのため、場所の特定から解説に至るまで、日本語版のみならず、英語やイタリア語版のフリー百科事典なども検索して参考にした。海外旅行となれば、矢張り英語版の方が遙かに広範囲で詳細な記述があり、日本語版では役不足という事態が多々あった。むしろ実際に旅行した個人のブログに役立つ情報があるケースもかなりあった。しかし、個人の旅行記は、玉石混淆で、いい加減な記述や勘違いもあり、必ず裏を取ることが必要である。
|
|
今回も Legalsounds にアクセスし、Canzone で検索して楽曲を購入した。何百曲というイタリアの現代版カンツォーネを試聴し、いいなと思ったものを18曲選んだ。手持ちの曲と合わせて各頁に2曲ずつ掲載し、最終頁には5曲を収録した。BGMを全て異なる曲にしたのは、この作品が初めてである。オリジナルの曲名に付した和訳は、筆者の仮訳である。どういう歌か分かれば良いという気持ちで訳した。正規の日本語タイトルで輸入されている曲もあろうが、チェックする手段を思いつかなかった。全曲イタリア語だが、筆者の知っている曲も何曲かあり、イタリア文化の雰囲気を感じてもられば嬉しい。 |
|
ともあれ、1ヵ月かけてどうにか新作を発表できたことを喜びたい。多くの読者の方々に北イタリアの素晴らしさを知って頂ければ、作者並びに編者の冥利に尽きる。旅と写真は元気の泉。今晩は、久々にスコッチ「グレンフィディック」のオンザロックで「読者の健康と長寿を祈念して」乾杯しよう!
〈 完 〉 2012.11.26 監修:和田義男 |
|