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対岸に上陸した濡れ神輿
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御玉橋から夢中で走って、昼間に下見していた撮影ポイントに到着。清原さんが先行して据えてくれていた脚立に立つと、間もなく、神輿が上陸してきた。写真下をご覧いただきたい。ずぶ濡れの男たちの躍動する光景を至近の位置から見事に切り取ることができた! |
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急なスロープで神輿を引き上げる赤組たち |
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ずぶ濡れの赤組たち |
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清原さんのカメラにトラブルがあったものの、予定通りスロープを上る裸の集団を背面から見事に捉えてくれた! |
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神輿を押し上げる白組たち |
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撮影:清原浩 |
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全身濡れ鼠の男たち |
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撮影:清原浩 |
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脚立に立ち、高い視点から奥行きのあるショットをゲット! 画面奥に神輿を引き継ぐ陸組が待機しているのが見える。警官が雑踏警備する混雑した状況の中で、ここまで肉薄して撮影できたのは清原さんのお陰である。また、他のカメラマンの姿が写り込んでいないのも大変難しいことである。 |
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対岸に上陸した濡れ神輿 |
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引き揚げる川組の輿丁たち
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神輿を陸組に引き継いだ川組の輿丁たちは、御玉橋(おだまばし)を渡って市役所に向かった。水中よりも水から上がった時の方が寒いという。写真下左の二人の足袋は破れて親指が見えている。神輿の川渡りが如何に激しいものであるかが伺い知れる。 |
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御玉橋を引き揚げる輿丁たち |
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川組の裸たちは、市役所の玄関で、川組後援会のメンバーからハサミで草鞋の紐を切ってもらっていた。草鞋はぼろぼろになり、紐が絡んでなかなか解けないので、ハサミで紐を切り取って外すことにしており、この作業を草鞋切りと呼んでいる。 |
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市役所玄関で草鞋切り |
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輿丁たちの草鞋は、ビニール紐で編んだものである。昔は稲藁で編んだ普通の草鞋を使っていたが、路上の巡幸やスロープの上り下り、そして凸凹のある川床を1トンもの神輿を担いで歩くと、何人かは途中で紐が切れて足袋だけで歩行を余儀なくされるという。そこで、切れにくいビニール紐の特製草鞋にしたという。 |
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1回で役目を終える草鞋と足袋 |
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市役所の玄関を入ると、川組後援会が暖かい豚汁の炊き出しを行っていた。今年は例年にない暖かさであったというが、それでも裸の輿丁たちは、豚汁を食べて身体の中から暖をとっていた。 |
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豚汁で暖を取る |
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褌を解く輿丁たち
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市役所の一階は市民課や会計課のあるフロアーだが、その通路が輿丁たちの更衣室として使用されており、各自、濡れてからみついた褌を苦労してほどき、私服に着替えていた。以前は、銭湯に入って暖を取っていたが、家庭用の風呂が普及し、銭湯がなくなってしまったのが寂しいという。 |
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市役所1階の通路が更衣室 |
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私服に着替えた輿丁たちは、三々五々夜の町に繰り出してゆき、後かたづけを終えた後援会が解散したのは、午後6時10分ころだった。今年は潮時(しおどき)が早く、薄暮のうちに撮影でき、また、解散が早かったので、夜の |
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懇親会にたっぷりと時間をとることができた。遅いときには、お開きが午後9時過ぎになることもあるという。 |
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石油ストーブのある通路で着替える輿丁たち |
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