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 旅紀行日本の裸祭り

2012年10月27日改訂

今 日

昨 日

♪小鼓「重陽」

天神に鈴打ち鳴らす秋夕べ   北舟
 

Autumn evening, ringing a handbell at Tenjin shrine.

2011年9月19日制作

子供連の参拝 / 二番觸(西中区) 18:30

拡大写真(2000X1500)401KB

子供連の参拝/西中区二番觸(静岡県磐田市 見付天神)

国指定重要無形民俗文化財

神紋:八弁菊   矢奈比賣天神社   神紋:剣梅鉢

見付天神裸祭'11

子供連

御大祭ごたいさい

 平成23(2011)9月3日(土)4日(日)の両日一泊二日の日程で静岡県磐田市(いわたし)で行われた見付天神裸祭(みつけてんじん・はだかまつり)の御大祭(ごたいさい)を密着取材した。
見付天神裸祭「

御大祭ごたいさい

」会場の衛星画像

見付天神裸祭「御大祭」会場の衛星画像

画像:Google Earth

東海道絵図(見付宿) 東京国立博物館所蔵

東海道絵図(見付宿) 東京国立博物館所蔵

拡大写真(3000X2100)1.56MB

東海道・見付宿の案内板

東海道・見付宿の案内板

拡大写真(2600X2000)1.22MB

 JR青梅線河辺(かべ)駅から午前9時過ぎの電車で東京駅に出て新尺、長谷川、Y.の三氏と合流、11:03発 新幹線ひかり469号(2号車)で浜松駅まで行き、東海道線で磐田駅に着いたのが12:51。磐田駅で池端、伊藤、岩田の三氏と合流し、駅前にある保存会斡旋のIWATAステーションホテル組と分かれた新尺・長谷川・和田の三人は旧東海道見付宿(みつけじゅく)の見付天神入口にある寛政12年(1800)創業の老舗割烹旅館「大孫(だいまご)」にチェックインしたあと、福代邸に行き、以後、保存会が用意するスケジュールに沿って行動した。

二番觸にばんぶれ

・二番町会所(西中区) / 見付公民館そば 2011.9.3 15:06
 

挨拶する鈴木亨司・保存会会長

二番觸・二番町会所(西中区)/ 見付公民館そば 2011.9.3 15:06

▲▼ 午後4時から見付公民館で始まるミーティングには、時間があったので、神社への参拝や見付学校の見学などを行った後、松本邸に挨拶に行ったところ、二番町(にばんちょう)・二番觸(にばんぶれ)の町会所に案内され松本さんに和田グループを紹介してもらい、ご馳走になった。その席で、ミーティング会場が見付公民館の隣にある徳行報徳社2階に変更されたことを知った。
和田グループの紹介
 

挨拶する新尺俊勝世話役

松本直希・警護長

↓ミーティング会場(徳行報徳社2階)

↓見付公民館

和田グループの紹介

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  ▲▼ 二番觸の町会所では、ビールなどの飲み物に加え、焼きそばやお好み焼きなどが振る舞われ、松本さんの御厚意に甘えて、すっかりご馳走になり、腹ごしらえが出来たので午後5時から大孫に予約していた和田グループの夕食会は、時間がかかることもあって、急遽キャンセルした。  
和田グループ参加者の挨拶 15:35

 

挨拶する伊藤修さん(札幌市)

和田グループ参加者の挨拶 15:35

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▼ 和田グループ各位へは、携帯電話で会場が変更になったことを知らせ予定通り午後4時から徳行報徳社二階で見付天神裸祭保存会幹部 6人と和田グループ8人とのミーティングが始まった。
見付天神裸祭保存会幹部と和田グループとのミーティング / 徳行報徳社二階 15:59
・・・新尺世話役 片山東中区梯団長 鈴木保存会長(中央) 松本副事務局長 安形西中区梯団長 木俣保存会役員 長谷川世話役・・・  

見付天神裸祭保存会幹部と和田グループとのミーティング / 徳行報徳社二階 15:59

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▲▼ 初めて行われた正規のミーティングは、松本副事務局長の司会で進められ、鈴木保存会長の挨拶に続き、保存会役員の自己紹介のあと、和田グループ参加者の自己紹介に移り、最後に和田グループ代表が挨拶に立ち、御礼の言葉と裸祭の模範的集団となるべく、真摯に行動する決意をお伝えした。
松本副事務局長の司会で進行
 

片山東中区梯団長

鈴木保存会会長(前西中区梯団長)

松本副事務局長(二番觸警固長)

松本副事務局長の司会で進行

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▲▼ その後、御大祭の説明が行われ、質疑応答のあと、参加者の希望も踏まえて、庄、池端、Y.の三人が東中区の御瀧車(おんたきぐるま)に、新尺、長谷川、伊藤、岩田の4人が西中区の二番觸(にばんぶれ)にお世話になることになった。
 取材に専念する筆者は、今回は、出来る限り二番觸の4人と行動を共にすることにした。また、道中練り以降は木俣保存会役員が私にアテンドして、取材場所の確保などのご尽力を賜った。
 保存会の全面的なご支援により、室戸岬西方に上陸した後、山陰沖の日本海に抜けてゆっくりと北上する台風12号の影響による悪天候にもかかわらず、予定通りの撮影を完璧に行うことができたので、とても有り難かった。
和田グループ代表(和田義男)の挨拶 16:21

和田グループ代表(和田義男)の挨拶 16:21

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見付天神裸祭保存会・福代陽一事務局長の親子三代 17:56

見付天神裸祭保存会・福代陽一事務局長の親子三代 17:56

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▲ 最初の出番は、午後6時から始まる子供連の取材である。宿町(しゅくまち)・御瀧車の会所に行って挨拶したあと、福代家の親子三代の写真を撮影した。何枚も撮ったお陰で、表情豊かな良い写真を撮ることが出来た。
天神様に向かってスクラム行進する褌腰蓑姿の子供連 / 東中区(旧東海道) 18:12

天神様に向かってスクラム行進する褌腰蓑姿の子供連 / 東中区(旧東海道) 18:12

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▲▼ 午後6時から東中区の子供連の道中練りが始まったので、彼らを撮影しながら一緒に天神様に向かった。
気合いが入るはだかっぽたち

気合いが入るはだかっぽたち

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山車だし

万燈まんとう

)を先頭に神社の坂を上る 18:15

山車(万燈)を先頭に神社の坂を上る 18:15

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赤鳥居を通過する東中区の子供たち 18:17

赤鳥居を通過する東中区の子供たち 18:17

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天神様の前に立つ!(東中区) 18:20
 

福代陽一保存会事務局長

大乃浦・稲垣辰邦警固長

 

天神様の前に立つ!(東中区) 18:20

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▲▼ 午後6時20分頃、見付天神に到着。既に、東区子供連の宮入は終わっており、東中区の幼児たちが父親や祖父に肩車してもらい、拝殿前で押し合いへし合いする様子を撮影した。
肩車(東中区)

肩車(東中区)

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▼ 間もなく、赤いリボンのついた觸鈴(ふれすず)を手にした西中区の子供連が到着。子供たちの勇姿を激写した。

二番觸にばんぶれ

觸鈴ふれすず を打ち鳴らす!(西中区) 18:28

二番觸の觸鈴を打ち鳴らす!(西中区) 18:28

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  天神に鈴打ち鳴らす秋夕べ 北舟 

てんじんに すずうちならす あきゆうべ

Autumn evening, ringing a handbell at Tenjin shrine.

お父さんの気合い! /

二番觸にばんぶれ

(西中区) 18:30

お父さんの気合い! / 二番觸(西中区) 18:30

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巨大な賽銭箱

巨大な賽銭箱

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▼ 西中区子供連が引き返した後15分ほど待つと、山車(だし)と呼ばれる万燈(まんとう)に続き、警固長を先頭に最後の西区子供連の姿が現れた。
最後の石段をのぼる西区子供連 18:49

最後の石段をのぼる西区子供連 18:49

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天神様の前に立つ西区子供連 18:50

天神様の前に立つ西区子供連 18:50

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西区

一番觸いちばんぶれ

の觸鈴を鳴らす子

西区 一番觸の觸鈴を鳴らす子

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