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▼ 西中区の総社入りを撮り終えると、急いで1km先の見付天神に移動。撮影は、もう体力勝負になっている。昼間、拝殿に安置されていた神輿は、既に幣殿中央に移され、その上に鈴が取り付けられて、神事の準備が整っていた。 |
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幣殿 |
に移された宮神輿 2012.9.22 22:32 |
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▼ 間もなく、堂入りの第一陣となる西区一行が鈴木教司梯団長を先頭に拝殿前に到着した。万燈を持つ先頭集団が社殿を時計回りに一周するのを待つ。 |
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堂入り・鬼踊り/壱 〜鈴木教司梯団長を先頭に拝殿前に到着した西区一行〜 22:44
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▼ 万燈グループが一周して所定の位置に着くと、鈴木梯団長が見付天神の扁額を背に、提灯で合図を送った。 |
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堂入り・鬼踊り/弐 〜合図を送る西区・鈴木教司梯団長〜 22:52 |
水陣・望月哲警固長 |
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鈴木梯団長 |
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▼ 拝殿前の石段を上がったところで待機していた西区の裸っぽたちは、境松(月松社・中央町)を先頭に、我先に拝殿を目指して駆け込んできた。これが堂入りで、最初の勇壮なシーンである。 |
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堂入り・鬼踊り/参 〜一斉にスタートする西区の裸っぽたち〜
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堂入り・鬼踊り/四 〜一番乗りを競う境松/ |
月松社 |
〜 22:52 |
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堂入り・鬼踊り/五 〜いつも堂入り一番乗りの境松〜 22:52
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堂入り・鬼踊り/六 〜次々と走り込む裸っぽたち〜 22:57
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堂入り・鬼踊り/七 〜群衆の中の花道を颯爽と駆け込む裸っぽたち〜 23:01 |
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堂入り・鬼踊り/八 〜全員褌を実践する模範集団・水陣の登場!〜 23:01
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堂入り・鬼踊り/九 〜力水の噴霧に濡れる!〜 23:04 |
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▲▼ 天井のスプリンクラーから撒水(さんすい)が開始されると、拝殿の中は徐々に汗と熱気が広がり、やがて堂内を広く包んでむせ返るほどになる。褌腰蓑姿の裸っぽたちが押し合いへし合い、「オイッショ、オイッショ!」という精力的な掛け声と地団駄(じだんだ)を踏む床音が次第に激しくなり、拝殿は喧噪に満たされて行く。 |
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堂入り・鬼踊り/拾 〜頑張る子供たち!〜 23:07 |
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この晴れ舞台のために用意された神聖な觸鈴は、たったひとつしか持ち込めない。觸鈴を持つことのできる資格者は、リストバンドをしている人だけ。次々に觸鈴がリレーされ、打ち鳴らされるが、騒音に打ち消されて、全く聞こえない。 |
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堂入り・鬼踊り/拾壱 〜一番觸の觸鈴を打ち鳴らす!〜
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堂入り・鬼踊り/拾四 〜一番觸長老の觸鈴!〜 23:13
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▲▼ 若者に担がれて觸鈴を打ち鳴らす長老は、一番町一番觸の鈴木敏三さん(79歳)。今年も浜垢離からその元気な姿を披露してくれた。この人は、堂入り最長老記録を更新中ではないだろうか。 |
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堂入り・鬼踊り/拾五 〜鈴木敏三さん
(79歳)の勇姿!〜
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ながきよや おにをおいだす おにおどり |
A long autumnal night, Ogre Dance
driving ogres out. |
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堂入り・鬼踊り/拾六 〜早くも佳境に入る!〜 23:14
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憩いの家でのミーティングで、今年は、西区だけでなく、西中区と東中区の堂入りを撮影することになった。幣殿の脚立をアテンドの福代事務局長に託し、予定時刻に石段まで行くと、石段下で西中区の裸っぽたちが雨に打たれながら待機していた。今年は、浜垢離と共に宵祭も雨に見舞われた。 |
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堂入り・鬼踊り/拾七 〜雨の中、階段下で待機する西中区梯団〜 23:19
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堂入り・鬼踊り/拾八 〜合図を送る西中区・松本直希警固長〜 23:19
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▲▼ 頃合いを見計らって、二番觸の松本直希警固長が提灯の合図を送ると、西中区の裸っぽたちが一斉に石段を駆け上がり、我先に拝殿を目指した。残念ながら、カメラの赤外センサーが雨で弾かれ、ピントが合わず、シャッターが切れない。決定的瞬間にフラッシュが光らないのが残念! |
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堂入り・鬼踊り/拾九 〜堂入りする西中区の裸っぽたち〜 23:20
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▼ 走って幣殿に戻り、福代さんに確保してもらっていた脚立に上がり、西
中区の裸っぽたちを激写する。しかし、これはという写真はなかなか撮れない。松本警固長の一瞬の勇姿を捉えることができたのが幸いだった。 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾 〜二番觸の觸鈴を打ち鳴らす松本警固長〜 23:24
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頃合いを見計らって再び幣殿を離れ、石段に行った。外は土砂降りで、観客は傘を差している。カメラは防水だが、レンズに水滴がかかるとお仕舞いだ。タオルでレンズを拭きながら撮影する。 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾壱 〜
雨の中、東中区の到着を待つ観客〜 23:28
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▼ 最大の裸集団を擁する東中区の片山千代三梯団長を中心に、両脇を祭組の指揮者である警固長が固める。梯団長の青襷(あおだすき)と警固長の赤襷(あかだすき)が誇らしげである。 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾壱 〜
階段の上で合図を送る片山千代三梯団長〜 23:28
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▼ 午後11時30分、片山梯団長の提灯が円を描くと、大集団の裸っぽたちが一斉に階段を駆け上がり、延々と堂入りが続いた。激しい雨が降り続いており、全員びしょ濡れである。 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾弐 〜
階段を駆け上がる最大集団〜 23:30
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堂入り・鬼踊り/弐拾参 〜
堂入りする東中区の裸っぽたち〜 23:31
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再び、幣殿に駆け戻り、脚立の上から鬼踊りを激写する。東中区の裸っぽたちが堂入りすると、拝殿は、身動きが取れないほどのラッシュ状態となった。西中区の赤い觸鈴がこちらに来れないのは頷けるが、西区のように絵になる写真が撮れないのが残念。 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾四 〜満杯になった拝殿〜 23:32
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二番觸・内田啓吾前警固長↓ |
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やがて、東区の裸っぽたちが最後の堂入りを果たした。次の梯団が堂入りすると、お互いに觸鈴の振り合わせの後、前の梯団の觸鈴が消える。堂内では、觸鈴はひとつしか鳴らせないという厳しい掟がある。拝殿内で二番觸と三番觸の觸鈴を同時に撮影できたのは、初めての快挙! |
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堂入り・鬼踊り/弐拾五 〜觸鈴の振り合わせ!〜 23:39
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三番觸(権現)の觸鈴↓ |
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↓二番觸(二番町)の觸鈴 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾六 〜最後に残った緑の觸鈴〜 23:41
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今年の幣殿は、保存会特別取材班であるWa☆Daフォトギャラリーと文化財調査チーム以外の撮影は認められなかった。東区は、幣殿に寄るように指導されているらしく、緑の觸鈴を撮影することができたが、カメラの前で觸鈴の争奪戦が始まった。交代でやれば良いのだが、我先にという心情が先に立ち、奥州市・黒石寺の蘇民袋争奪戦のように、何人もが鈴をつかんで離さなかった。 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾七 〜緑の觸鈴争奪戦!〜 23:43
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鬼踊りもあっという間に時が過ぎ、幣殿での神事に備えて、輿番・権現が拝殿から幣殿に上がってきた。神輿の出発時刻が近づいて来たのである。 |
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堂入り・鬼踊り/弐拾八 〜輿番・権現の幣殿入り!〜 23:44
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