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柴燈木登(ひたきのぼり)も東側のかぶりつきのベストポジションから撮影することができたので、本堂の方に移動し、全景を撮影した。柴燈木に上がった人は火の粉も浴びるが、生木の煙が目に入って煙たそうだった。 |
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柴燈木登の全景 |
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KUMAちゃんも柴燈木にあがり、「ジャッソウ ジョヤサ」の掛け声で気勢を上げていた。山内節を唄う人が殆どいない現状なので、昇ちゃんの弟子が増えることを祈りたい。 |
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柴燈木登が佳境に入ってくると、若者たちが浄火に焼かれた柴燈木の焼け棒杭を持ち出し、腰をかがめて地面を這うように振り回しながら石段をのぼって本堂に上がり、外陣を祓い浄めた。 |
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裸の長老が一人、外陣を清めたあと、本堂入口の石段に立ち、柴燈木の焼け棒杭を持って上がってくる者たちの検問を始めた。彼が気に入らないと、追い返されることになる。 |
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長老から指名された若者は、打ち込んでくる柴燈木を手木(てぎ)の刀で受け、通行を阻止した。本堂の前で互いに切り結ぶ「たち切り」行為が行われるのは、魔除けの意味があるものと思われる。 |
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備前岡山の西大寺会陽の半纏を着た男たちが石段を登ってきた。今年、西大寺会陽の後に蘇民祭が行われたので、8年ぶりに15人ほどのグループがやってきた。長老は柴燈木を足で踏みつけ、「こんな火で本堂に行けるか! 出直してこい!」と一喝したので、彼らは苦笑いを残して引き返していった。 |
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圧巻はこの二組の「たち切り」攻防戦。打ち込む男たちも怪我をさせないように手加減しているふうだったが、躍動する裸と火の一瞬を見事に切り取ることが出来た。 |
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柴燈木登が終わると、山本グループは蘇民袋争奪戦を残すだけとなり、青年部の窓口で参加申し込みをした。私はこれから別当登と鬼子登の取材が待っており、休む暇はないが、彼らはこの後精進小屋で仮眠した。 |
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蘇民袋争奪戦の申込み |
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