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 旅紀行日本の裸祭り

2018年3月18日改訂

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♪巡礼 KasedaMusicLabo

パノラマ写真(1900x1000)324KB

垢離や静かに聞こゆ初鼓

   北舟

2006年1月20日制作

氷柱の中の禊
寒中水浴大会(鐵砲洲稲荷神社/東京都中央区湊一丁目)
 
鐵砲洲稲荷神社神紋   鐵砲洲稲荷神社   鐵砲洲稲荷神社神紋

続寒中水浴大会

寒 禊

水浴'05 '0 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '20
氷柱 鳥船 寒禊 横顔 直会 和田義男
 
寒の みそぎ
 駆け足を含む準備運動が約25分かけて行われた後、禊が始まった。最初は常連の人たちが重さ135kgの氷柱(ひょうちゅう)が2本立てられた特設水槽水に入った。写真左は、今年15回目という最長回数の平野五雄さん。
 続いて写真右、平野さんの隣に入った方は、今年70歳になる最長老の奥村次郎さん。回数は平野さんと同じ15回くらいだという。

トップを切って水に入る平野さん

最長老の奥村さんも入水

トップを切って水に入る平野さん 最長老の奥村さんも入水

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   特設水槽の最前列は、2本の氷柱に囲まれた一番辛い場所である。この特等席にベテランの二人が並んで寒中禊を行った。顔に苦痛を浮かべることもなく、こともなげに淡々と水浴する姿は、感動的である。

氷柱の間の禊

氷柱の間の禊

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   寒中水浴の間もすぐそばの神楽殿で東囃子(あずまばやし)による江戸里神楽の奉納が行われた。神楽の音曲が行者たちの苦痛を少しでも和らげる効果があるのかも知れない。

神楽の演奏をバックに寒中水浴

神楽の演奏をバックに寒中水浴

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  水垢離や静かに聞こゆ初鼓   北舟    
   画像に自動記録される撮影時刻から計算すると、1回の入浴は3分ほど。短いようでもあるが、入水すると冷たい感覚が直ぐに痛みに変わり、間もなく足先の感覚が無くなってくるというから、かなり厳しい行である。
 半世紀にわたって一度の事故もなく続けられてきたことは、指導者の的確な判断の賜物であり、驚嘆に値する。

最初の禊を終えた水浴者たち

中央で出水した人は今年6回目となる三木さん

最初の禊を終えた水浴者たち

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交代で入浴する人たち

交代で入浴する人たち(3回目) 交代で入浴する人たち(4回目)

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   禊は、越中褌に鉢巻が正装で、自前のものを着用する。参加者は、裸足か、神社が用意したゴム草履を履いている。越中褌のほか六尺褌も認められているのが、この水浴大会の特徴。

胸まで浸かって合掌

胸まで浸かって合掌

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   写真下の上方に立っている人たちの身体は、胸のあたりまで水に浸かったあとが赤くなっており、大変厳しい行であることが知れる。禊の終盤には震えがきている人の姿も見られた。

心頭滅却

心頭滅却

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   キャンバスで造られた特別水槽の後ろから水が溢れている。夕べから汲み置きして氷の張ったポリバケツの水が適時補充され、体温で僅かに上昇した水もまた冷却され、右に立つ行者のように、みるみるうちに身体が赤らんでいく。

水槽の後ろから溢れる氷水

水槽の後ろから溢れる氷水

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   画像記録によると、4回に渡って入浴が繰り返され、かかった時間は10分ほど。中には2回水浴する人もいた。

ずぶ濡れの裸たち

ずぶ濡れの裸たち(入浴) ずぶ濡れの裸たち(出浴)

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  冷水に赤裸々となる寒の行   北舟    

胸まで浸かって合掌

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氷柱 鳥船 寒禊 横顔 直会 和田義男
水浴'05 '0 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '20
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