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平成22年(2010)夏 |
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53句 累計:600 |
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【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示
タイトル「例:小松神社裸参り」をクリック:別窓に作品「例:小松神社裸参り」を表示 |
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平成22年(2010)元旦 |
歳ひとつ重ねて白褌寒の垢離 |
としひとつ かさねてびゃっこん かんのこり |
Winter water ablution,
white loincloth aging a year. |
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平成22年(2010)庚寅(かのえ・とら)の年がスタートした。この正月で満9歳半になったWa☆Daフォトギャラリーは、7月16日に満10歳の誕生日を迎える節目の年を迎えた。 |
正月10日(日)には、北海道、北陸、関東、関西、四国、九州から集まったファンの方々とともに和田グループ(20人)を編成し、東京都 |
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中央区に鎮座する鐵砲洲稲荷神社で開かれる第55回寒中水浴大会(神事水浴)に初めて集団参加し、心身共に清らかにして新年をスタートしたいと張り切っている。 |
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私にとっては今年で3回目となる寒垢離だが、日本人のアイデンティティ(日本人らしさ)を強く感じる行事で、毎年続けてゆく覚悟である。今年の年賀状は、それを記念して作成した。 |
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小松神社裸参り |
平成22年(2010)1月1日(金) |
大分県国東市国東町見地(くにさきし・くにさきまち・けんじ)に鎮座する小松神社(こまつ・じんじゃ)で、年迎え行事として800年の昔から続く裸参りが行われた。(撮影:清原 浩) |
あら玉の恵比寿大黒福の舞 |
あらたまの えびすだいこく ふくのまい |
A Happy New Year,
good luck dancing by Ebisu Daikoku.
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元旦や褌外して垢離を取る |
がんたんや ふどしはずして こりをとる |
New Year's Day, performing |
water ablutions taking off loincloths. |
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ホーランエンヤ |
平成22年(2010年)1月3日(日) |
大漁旗や日の丸、五色の紙をつけた笹竹、吹き流しなどで飾られた満船飾の宝来船(ほうらいせん)が桂川(かつらがわ)を巡行する新年恒例の裸祭り「ホーランエンヤ」が大分県豊後高田市で開かれた。(撮影:清原 浩) |
年新た褌新たに初泳 |
としあらた ふどしあらたに はつおよぎ |
The New Year, the first
swimming wearing a new loincloth. |
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鷹栖観音鬼会 |
平成22年(2010)1月4日(月) |
大分県宇佐市(おおいたけん・うさし)の鷹栖観音寺(たかすかんのんじ)で褌・草鞋(わらじ)姿の男衆が駅館川(やっかんがわ)を渡り、対岸の鷹栖観音堂一帯で「どんど」を焼き、松明(たいまつ)の火の粉をまき散らす火祭り「鷹栖観音鬼会(たかすかんのん・おにえ)」が行われた。(撮影:清原 浩) |
鬼木打つ褌衆の竹火花 |
おにぎうつ ふんどししゅうの たけひばな |
Sparks of bamboo torchs, men
of loincloths beating with ogre sticks. |
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「鷹栖観音鬼会」は、川を渡り、火焔の中を裸の男たちが駆けめぐる素朴で美しい夜祭りだが、装束の乱れが気になる。 |
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東国三寺社初詣 |
平成22年(2010)1月2日(土) |
家内と共にクラブツーリズムの日帰りバスツアーに参加し、成田山新勝寺、鹿島神宮、香取神宮の東国三寺社に初詣した。 |
初詣燃ゆる不動の成田山 |
はつもうで もゆるふどうの なりたさん |
First visits of the year,
Naritasan the burning Fudo. |
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神鹿の鹿島神宮初詣 |
じんろくの かしまじんぐう はつもうで |
First visits of the year,
Kashima Shrine of holy deer. |
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鐵砲洲寒中水浴 |
鐵砲洲稲荷神社 |
東京都中央区 平成22年(2010)1月10日(日) |
年新た褌新たに鐵砲洲 |
としあらた ふどしあらたに てっぽうず |
The New Year, |
gathering
at Teppouzu |
wearing a new loincloth. |
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東京都中央区湊1丁目に鎮座する鐵砲洲稲荷神社で、第55回寒中水浴大会が開かれ、かねてから準備していた水浴和田グループ20人の代表として、三度目の寒中禊を行った。 |
今年の参加者は約80人で、アマチュアカメラマンや観客は約400人と過去最高を記録した。 |
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歳ひとつ重ねて白褌寒の垢離 |
としひとつ かさねてびゃっこん かんのこり |
Winter water ablution,
white loincloth
aging a year. |
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禊して濡れ褌の寒詣 |
みそぎして ぬれふんどしの かんもうで |
Winter visit to the shrine
wearing a wet loincloth
after ablutions. |
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4本の氷柱でシッカリと冷却された清水は、冷たかったが、十分にウォーミングアップしていたので、堪えることができた。(撮影:小林豊一) |
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木古内寒中みそぎ祭 |
平成22年(2010)1月13日(水)〜15日(金) |
北海道上磯郡(かみいそぐん)木古内町(きこないちょう)に鎮座する佐女川(さめがわ)神社で「第180回寒中みそぎ祭り」が行われた。(撮影:上平 明) |
六尺褌の四人行者や寒みそぎ |
ろくしゃくの よにんぎょうじゃや かんみそぎ |
Midwinter ablutions, the
four
ascetics wearing six feet loincloths. |
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寒みそぎ飛沫に凍むる白ふどし |
かんみそぎ しぶきにしむる しろふどし |
Midwinter ablutions, the
white
loincloth being frozen by the splash. |
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雪下駄やみそぎ行列一文字 |
ゆきげたや みそぎぎょうれつ いちもんじ |
Snow geta clogs, a procession for
ablutions making a bee line together. |
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寒垢離や四人行者の褌の白 |
かんごりや よにんぎょうじゃの こんのしろ |
Winter water ablutions,
white of the loincloths of four ascetics. |
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午前11時50分、白褌(びゃっこん)に白頭巾を被り吐錠(とじょう)の白布をくわえた行修者たちは、向かって左から「別当」「稲荷」「山の神」「弁財天」の順に御神体を抱いて「みそぎ浜」に整列。 |
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四人の行修者は、「えい!」と一声(ひとこえ)気合いを入れ、ご神体を抱きながら身も凍りつくほどの厳冬の海へ一斉に飛び込んでいった。二度沖まで泳いで往復した後、腰下くらいの深さのところで円陣を組み、その中央に御神体を浮かべると、一斉に勢いよく海水をかけて、御神体のみそぎを行った。 |
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玉前神社大寒禊 |
平成22年(2010)1月24日(日) |
千葉県長生郡一宮町(ちばけん・ちょうせいぐん・いちのみやまち)に鎮座する上総国一ノ宮(かずさのくに・いちのみや)「玉前神社(たまさきじんじゃ)」の大寒禊が九十九里浜一宮海岸で初めて行われた。 |
白褌の浜の鳥船寒禊 |
びゃっこんの はまのとりふね かんみそぎ |
Midwinter ablutions, Torifune practice |
wearing a white loincloth on the beach. |
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寒禊褌締めて海に入る |
かんみそぎ ふんどししめて うみにいる |
Midwinter ablutions, going into
the sea wearing a Fundoshi loincloth. |
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サーフィンのよぎる浜辺や寒禊 |
さーふぃんの よぎるはまべや かんみそぎ |
Midwinter ablutions at a beach, |
a surfrider passing nearby. |
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海原の波の直撃寒禊 |
うなばらの なみのちょくげき かんみそぎ |
Midwinter ablutions, receiving
the direct hit of waves of the ocean. |
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海原の大寒禊九十九里 |
うなばらの だいかんみそぎ くじゅうくり |
Kujyukuri, purification |
of the coldest season in the ocean. |
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何処までも続く大海原に浸かりながら禊をするのは晴れやかで清々しく、心が広くなる。私も途中で海に入りたい衝動に駆られたほどだった。 |
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北イタリアと南仏の旅 |
平成22年(2010)2月8日(月)〜15日(月) |
家内と共に阪急交通社が主催する「ベネチア・ニースの2大カーニバルとマントンのレモン祭り8日間」のツアーに参加した。(撮影:小池淳二) |
ゴンドラの櫂の雫や春兆す |
ごんどらの かいのしずくや はるきざす |
Signs of spring,
drops of the paddles of gondolas. |
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春浅き運河に聞こゆカンツォーネ |
はるあさき うんがにきこゆ かんつぉーね |
Early spring, hearing a canzone at a canal. |
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春めくや紳士淑女のカーニバル |
はるめくや しんししゅくじょの かーにばる |
Getting more like spring, |
Carnival of ladies and gentlemen. |
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ありし日の淑女の集ふ春の夕 |
ありしひの しゅくじょのつどう はるのゆう |
Spring evening,
Ladies of old days gathering. |
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春きざす仮面の下は誰が妻や |
はるきざす かめんのしたは たがつまや |
Early spring,
whose wife is under the mask? |
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仮面をつけ、氏素性を隠して行われる舞踏会のことを仮面舞踏会、マスカレード、マスカレイドと呼ばれているが、ベネチアが発祥の地である。音楽や文学など多数の作品に「仮面舞踏会」「マスカレード」という題名が付けられている。 |
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500周年!西大寺会陽 |
平成22年(2010)2月20日(土) |
岡山市東区の西大寺観音院で500周年の節目を迎えた「西大寺会陽はだかまつり」が開かれ、33,000人の観客と9,500人の裸が参加した。 |
白褌の子供會陽や垢離の水 |
びゃっこんの こどもえようや こりのみず |
The water of ablutions, Festival Eyo |
of children wearing a white loincloth. |
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爺孫の裸褌會陽の日 |
じじまごの はだかふんどし えようのひ |
The day of Festival Eyo, a grandfather |
and grandchildren naked |
with a loincloth. |
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褌の駆け抜けてゆく寒の垢離 |
Midwinter ablutions, men of loincloths |
running through the pool. |
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西大寺會陽褌三十尺 |
さいだいじ えようふんどし さんじっしゃく |
Saidaiji temple,
the Eyo loincloth ten meters long. |
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白褌の地押轟く會陽かな |
びゃっこんの じおしとどめく えようかな |
Eyo Festival,
shout of rounds resounding around. |
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大床の福取に沸く會陽かな |
おおゆかの ふくとりにわく えようかな |
Festival Eyo,
enthusiasm
for taking lucky charms
at Ohyuka hall. |
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トルコ感動の旅 |
平成22年(2010)4月11日(日)〜20日(火) |
10日間、家内と共にクラブツーリズムが主催する「華麗なるトルコこだわりの感動物語10日間」の旅に参加した。 |
春光やハレムの広間夢の跡 |
しんこうや はれむのひろま ゆめのあと |
The spring sunlight, |
a hall of the harem |
a vestige of the dream. |
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春光やブルーモスクのミナレット |
The spring sunlight,
the minalets of Blue Mosque. |
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春あした衛兵たちの靴の音 |
Spring morning,
the sound of footsteps of the guards. |
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菜の花の鳥の巣柱アルテミス |
なのはなの とりのすばしら あるてみす |
Artemis, the bird's nest
on the column of rape blossoms. |
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エフェソスでは、古くから多くの乳房をもつ母神アルテミスの崇拝が盛んで、紀元前6世紀中ごろには大規模なイオニア式二重周柱のアルテミス神殿 Artemis が建てられた。 |
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薔薇の谷幾万年の燃ゆる春 |
Rose Valley, the burning spring |
for tens of thousand of years. |
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ウチヒサルにある洞窟ホテルの前の道路から東を眺望すると、眼下には、夕日に染まるローズバレー(薔薇の谷)があった。正面のテーブル・マウンティンは、トルコのグランド・キャニオンとも呼ばれる景勝地で、まるで我々の到着を祝福してくれているかのように薔薇色に輝いていた。 |
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サクランボの原産地は中国だが、アナトリア(小アジア)の黒海からカスピ海に広がる地帯で多く栽培されるようになり、その後ヨーロッパ経由でアメリカに伝わった。現在トルコのさくらんぼ生産量はイランに次ぐ世界第2位。 |
白き山白き花咲くアナトリア |
しろきやま しろきはなさく あなとりあ |
Anatolia, white cherry blossoms
blooming for the white mountains. |
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エフェソスの長き石坂光る風 |
えふぇそすの ながきいしざか ひかるかぜ |
The long stone slope at Efesos, |
how gentle the sprig wind! |
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春天やカッパドキアの奇岩窟 |
しゅんてんや かっぱどきあの きがんくつ |
The spring sky, caves of the strangely |
shaped rocks at Kapadokya. |
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愛の谷お伽の国の早春賦 |
あいのたに おとぎのくにの そうしゅんふ |
Love Valley,
a poem of early spring in a fairyland. |
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春暁やカッパドキアの熱気球 |
Spring morning,
hot-air balloons of Kapadokya. |
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熱気球は、球皮(きゅうひ)と呼ばれる袋の中の空気を下部に取り付けたプロパン・ガス・バーナー等で熱し、外気との比重の違いにより発生する浮力により上昇する。乗員は通常球皮の下に取り付けられたゴンドラに乗る。 |
薔薇の谷見下ろす気球春の旅 |
A spring tour, looking down
the Rose Valley from the balloon. |
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円蓋の春光眩しきアヤソフィア |
えんがいの しゅんこうまぶしき あやそふぃあ |
Ayasfya,
spring sunlight dazzling on the dome. |
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イスタンブールの旧市街に建つ世界遺産アヤソフィアは、ビザンツ建築の最高傑作と評され、キリスト教とイスラム教という二つの異文化に翻弄されながらも、1500年もの間、風雪に耐えてきた。 |
三日月のチュラン宮殿夜半の春 |
みかづきの ちゅらんきゅうでん よわのはる |
Midnight spring, a crescent moon
above the Ciragan Palace. |
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鐵砲洲奉祝大祭 |
平成22年(2010)5月1日(土)〜2日(日) |
東京都中央区湊一丁目の鐵砲洲稲荷神社で御鎮座千百七十年奉祝大祭が開かれた。 |
五月晴三番叟の晴舞台 |
さつきばれ さんばんそうの はれぶたい |
Fine weather in May,
fine stage of Sanbansoh. |
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新緑やこども歌舞伎の名台詞 |
しんりょくや こどもかぶきの めいぜりふ |
New green leaves,
the fine words of child Kabuki. |
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鳳輦の稚児行列や夏立ちぬ |
ほうれんの ちごぎょうれつや なつたちぬ |
Summer has come, |
the Children's Parade |
with a portable shrine. |
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歌舞伎座や名残を惜しむ神輿差 |
かぶきざや なごりをおしむ みこしさし |
Kabukiza theater,
a farewell raising of the portable shrine. |
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何といっても鐵砲洲奉祝祭の圧巻は、4月30日に閉場式を行って120年余の歴史に終止符を打った歌舞伎座の前で行われた最後の神輿練りである。弥生会の会員たちは、建て替えられる歌舞伎座の玄関先で、万感の思いでお別れの神輿差しを行い、大勢の見物客と共に名残を惜しんだ。 |
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夏越の釣ヶ崎海岸禊 |
平成22年(2010)6月27日(日) |
千葉県長生郡一宮町(ちょうせいぐん・いちのみやまち)に鎮座する上総国一ノ宮「玉前神社(たまさきじんじゃ)」の夏越の禊(なごしのみそぎ)が九十九里浜・釣ヶ崎海岸(つりがさきかいがん)で行われた。 |
褌の救命講習夏の浜 |
ふんどしの きゅうめいこうしゅう なつのはま |
Summer beach,
Life-saving course wearing loincloth. |
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海中禊に先立ち、午前10時半からテント小屋の前で消防署員による救命講習会が開かれ、褌姿の男たちが溺者蘇生法を熱心に学んだ。 |
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白褌のドドンと波の夏禊 |
びゃっこんの どどんとなみの なつみそぎ |
Summer purification of white loincloth, |
the shock of the wave. |
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褌の鳥舟漕や夏の浜 |
ふんどしの とりふねこぎや なつのはま |
Summer beach,
rowing Torifune boat wearing loincloth. |
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褌の長老夏の元気かな |
Golden ager of loincloth, |
full of vitality in summer. |
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博多山笠寸描 |
平成22年(2010)7月11日(日) |
平成22年(2010)7月1日(木)から15日(木)までの間、768年目となる博多祗園山笠(はかた・ぎおん・やまかさ)が開催され、期間中、5,000人の裸たちと300万人の観客で賑わった。(撮影:辻 竜二) |
山笠や舁縄一本褌衆 |
やまかさや かきなわいっぽん ふどししゅう |
Yamakasa festival, guys of loincloth
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each grasping a straw rope.
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山笠や気合の先棒白褌 |
やまかさや きあいのさきぼう しろふどし |
Yamakasa festival, the heated guys |
of loincloth carrying the front mikoshi. |
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山笠や赤褌還暦台上り |
やまかさや あかふんかんれき だいあがり |
Yamakasa festival, |
Daiagari the commander |
of sixty years old wearing red loincloth. |
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